Stronghold 窮余の策 最高難易度攻略

Strongholdの侵略キャンペーン「窮余の策」の最高難易度をある意味、攻略できました。ある意味に関してはあとでご説明いたします。

窮余の策は楽しめそうな雰囲気だけのシナリオ

この窮余の策は上の画像を見ると分かるとおり、Stronghold最強の敵であるWolf軍相手に勇敢な弓兵たちが劣勢を強いられ苦境に立たされながらも戦い抜いてきており胸熱な展開。プレイヤーは彼らの指揮官としてWolf軍を撃退しつつ金策する…という目標を課せられます。

しかし、実際にプレーしてみると「つまらねー」と最高難易度を攻略できそうなのに投げてしまいました。

嫌がらせのようにできることが少ない

防衛戦ですが嫌がらせのようにやることが少なくてウンザリしました。もともとシナリオの概要にも「城を立て直す資源は手に入らない」云々の注意は促されていたのですが、防衛の要、そしてStrongholdの花形である弓兵や石弓兵はどんなことをやっても補充できない。

そのくせ槍兵やら役に立たない近接ユニットは自前ルートでも市場ルートでも作れるという嫌がらせっぷり。「まったく作れない訳ではありませんよ」といいつつも、プレイヤーに必要な戦力を増強させないという嫌らしさを感じます。

攻めてくるのが早すぎる

もともと交戦中ですよ、というシナリオだったので仕方ないですが、攻めてくるのが早すぎてゲームスピードを最低にしても納得のいく配備にしきれません。

お互いにStronghold最大規模の軍隊を擁しているのに、多くのそれ以下のスケールの戦いよりも圧倒的に交戦するまでの時間が早いです。

確かに交戦中という前置きはありましたが、「勇敢な兵士たちがWolf兵を退けた」云々も書かれていたし、「交渉した」とも書かれていたので、少しくらいは準備させてくれてもいい気がします。

攻めてくる剣兵が多すぎる

いかに「勇敢な弓兵」といえども、騎士や剣兵を削るのは至難の業です。最高難易度だけかもしれませんが、剣兵が量産型の槍兵のように大量に進軍してきます。

槌鉾兵が先兵として大量に出てくるのも嫌らしい。相性の良い弓兵がたくさんいるから何とかなると希望を持たせたあとに「ザンネンでした」と言わんばかりの大量の剣兵に悪意を感じました。

Wolf軍が撤退するためのゴールド量が多すぎる

マップ上にピッチを採集できる手頃なポイントがあったので「なるほど、あそこでピッチを集めて市場で売ればいいんだな」と考えました。

肥沃な大地どころか戦闘で荒れ放題の土地だしまともにゴールドを集めるには、ピッチを集めて売るくらいしか無い…そう思ったのにピッチが売れませんでした。

満足に収集できる資源もないのにどうやって金策しろと?税収?さらし首やらで人望なんてありゃしないのに?この辺がよく理解できていないので「何を言っているんだ」と思われるかもしれませんが、極めつけは必要ゴールド量ですよ。

最初2000だと思っていたら驚きの20000。なんでそんなに無駄に時間を掛けさせるのよ。結局、私の場合、金策は食料の余剰分を市場で売るという方法を使ったのですが、ゲームスピードを最大にしても時間がかかりすぎるのでクリアできそうなのに投げてしまいました。これが冒頭に書いた「ある意味攻略できた」という意味です。

StrongholdってRTSというゲームでありながらも箱庭シミュレーション的な「造る楽しみ」が魅力として大きいのに、その「造る楽しみ」が窮余の策では制限されていて面白くない。

それだけでも厄介なのにさらに兵士たちを再配備するのを許さない時間のなさ、挙句の果てに莫大なゴールド量を要求するシナリオなど、プレーする人が楽しむというよりも作った人がプレーする人が苦労するのを想像してニヤニヤして楽しむようなシナリオという印象が拭えません。

窮余の策の難易度最高の攻略方法

一応、本題の窮余の策の最高難易度の攻略に関してです。

色々と考えましたが時間的余裕がなくやれることが少ないので、一番安定するこの方法がベストです。大量の剣兵と相性の良い石弓兵が多いなら他にやりようもありそうですが、相性の悪い弓兵が多いし準備時間もない以上、数を一箇所に集中させるしかありません。

まさに「窮余の策」です。

大量の兵士を最大の許容スペースを誇る砦に詰め込みます。兵士が砦に登りきる前に50人くらいずつ詰めると溢れることなく詰め切れます。

一箇所、砦を囲っている城壁を破壊しておいて敵兵を通れるようにしておきます。

大量の剣兵のあとに間髪をいれず進軍してくる更なる大量の剣兵もこれでOK。

さすが剣兵なので削りきるまで時間がかかります。しかし、大量に敷き詰められた砦には1名くらいしかねじ込めません。ねじ込めても即座に大量の矢を打ち込まれて昇天させることが可能です。

多少はこちらも削られますが戦国IXAでいうところの被害:軽微なので些細なこと。相手は甚大を通り越して壊滅ですからね。

マップ上に2箇所ほど木材を集められそうなポイントがあります。どちらでも良いので木こりを3つ用意して木材を集めましょう。資源置き場は作り直して効率化します。ただし、食料確保のための「りんご畑」を先にひとつ作ってからにしないと無駄が出るので注意。

砦の左上の低地に急場をしのぐりんご畑をひとつ用意します。これでとりあえず食料の確保が済みました。あとは木こりが集めた木材を使って、りんご畑や小麦畑を作って食料を大量生産していくだけです。

ただし、人望がなくて人口が増えないので、恐怖度を上げる建造物は軒並み撤去しておくと良いでしょう。幸い、市場で食料も買えるので、余ったりんごを売却して別種類の食料を買って人望を増やすのも手です。

私は20000ゴールドを貯めるまで待つなんて何もできないこのシナリオでは耐えられずに投げてしまいましたが、時間を膨大にかければそのうち食料の売却益で達成できるでしょう。

まとめ

窮余の策はプレー前とプレー後では評価が逆になりました。シナリオを読んで「これは面白そう!」という期待が大きかったのに、さまざまなストレスが強烈で遊んでいて楽しくなかったです。

アスガルドⅡは楽しかったなぁ。やっぱり自由度が高いシナリオが良いですね。過剰にストレスを掛けまくるシナリオは今後、避けて遊ぶようにします。

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