dead by daylightで初心者キラーが上手くなるための立ち回り方

私はdead by daylightでおもにキラー中心で遊んでいる。今回は今までプレーしてきて培った知識をもとに、dead by daylightでデビューしたての新米キラーにアドバイスしたいと思う。

dead by daylightの初心者キラーが上手くなるための立ち回り方や考え方・コツ

キラーで上手にサバイバーを狩るための考え方や、コツなどを幾つか挙げていくので参考にしてもらいたい。

初心者はとにかくレイスで基本に慣れる

以前はトラッパーとマイケルを初心者におすすめしていたが、現在の見解はやや異なる。

  • 初心者はサバイバーを発見する力が足りない
  • キラーの強化やゲームの仕様変更の影響

以上を考慮して、初めてのキラーとしてレイスをおすすめする。

キラーはサバイバーを発見できなければ話にならない。なぜなら、隠れんぼ(隠れているサバイバーを見つける)→鬼ごっこ(見つけたサバイバーを追いかける)という段取りの初手でつまずいていることになるからだ。

その点、透明状態でサバイバーに高速で接近できるレイスは、隠れんぼから鬼ごっこへの移行がスムーズなので、低ランク帯だと大崩れしにくい。つまり、索敵に関してはトップクラスだからおすすめというわけだ。

  • 透明状態だとほとんど視覚的に認識できない
  • 心音も鳴らないので接近しても気づかれにくい

幸いなことに最近のアップデートでそれなりに強化されてレイスは使い勝手が増したこともあり、なおさらおすすめできる。中でも一撃を加えたあとに透明状態で血痕を辿りやすくなった点は、サバイバーを見失いにくくなり鬼ごっこをサポートしてくれるので、初心者は特に助かるだろう。

参考のために短い動画を載せてみたが、ページの重さが気になる。選択式の簡単なアンケートを設置したので、今後の参考のためにポチって貰えるとありがたい。

*ミンちゃんがかわいいという意見には異論はないどころか諸手を挙げて賛成するが、動画を載せてもいいという意見も少しあるようなので動画を少しだけ追加。

次点でマイケル、ドクター

レイス以外で初心者におすすめできるキラーは、マイケルとドクター。

  • マイケルは心音(脅威)範囲が狭いのである程度接近しても気づかれにくい
  • ドクターは心音範囲は並だがサバイバーの狂気度を上昇させて索敵を補える

どちらも索敵しやすいキラーなのでおすすめだが、DLCキラー。本体のみだと使用できない点に注意しよう。

最強のキラーが知りたい

最強のキラーはダントツでナース。ブリンク(ワープ)で障害物や板を無視できるので、ブリンク精度と索敵能力が高ければ無双できる。クセが強いので強さを実感できるまで慣れるのが大変だが、ある程度の操作レベルに達したナースに敵はいない。

徒歩キラー勢は障害物や板で行動を制限されるのでナースよりは格段に劣るものの、中ではヒルビリーが頭ひとつ抜けている。チェンソーは高速移動と一撃ダウンを兼ね備えており、上手く使いこなせるプレイヤーなら短時間でサバイバーをダウン&発電機破壊をこなせる。

慣れてきたら徒歩キラー最強のヒルビリーがおすすめ。ナースはセンスがないと無理だが、ヒルビリーなら練習すればある程度のレベルまで到達できるだろう。

他のキラーは最強を名乗るには役者不足。

  • トラッパー…罠の設置で後手に回りやすく出だしが遅い
  • マイケル…凝視でレベル上げに時間がかかり出だしが遅い
  • ドクター…治療モードで狂気レベル上げに時間がかかり出だしが遅い
  • レイス…順当に強化されたものの一撃なし妨害なしギミック無視なしで決め手に欠ける
  • ハグ…移動速度が遅いので特性を知り尽くしているサバイバーの相手は厳しい
  • ハントレス…火力はヒルビリーに並ぶものの移動速度が遅く索敵含め発電機周回で不利
  • カニバル…使いやすく地下吊りは強いがよりピーキーなヒルビリーに比べると見劣りする
  • フレディ…索敵に強く捉えた獲物を見逃さないが、段取りが遅くチェイスで苦戦しやすい
  • ピッグ…一風変わった特徴を持つがパンチに欠け視点が低いせいでチェイス難度が高い

ジェネレーター(発電機)巡回時に足跡を意識する

サバイバーがキラーに勝利するためには、ジェネレーター(発電機)の起動が絶対条件だ。必然的にジェネレーター付近に陣取る可能性が高いので、周りを警戒しながら巡回しよう。

その際、付近に残った赤い足跡(地面だけでなく建物にも付着し、見た目的には引っかき傷)を注意深く追ってみよう。赤い足跡は、サバイバーがダッシュした形跡なので、その足跡を辿っていくと逃げたサバイバーに行き着きやすい。

はじめのうちは、足跡を追ってもよく分からないかもしれないが、これを繰り返していくうちにサバイバーを追い詰めることも経験できるようになり、いつの間にか慣れてご自身の追跡能力が高まっていることを実感するはずだ。

サバイバーを追跡するための手がかりとなる足跡(赤い引っかき傷)。壁にも付与されてランダム性が高いものの、サバイバーが走って逃げた立派な痕跡なので役立てよう。

粘りが必要

まさにキラーを初めてプレーするような実況者さんの動画を観たが、3~4回やっただけで心が折れてしまっていた。攻撃を当てても見失い、足跡を辿るも見つからない。それの繰り返しで自信がなくなりキラー放送回なのにサバイバーへ切り替えていた。

この記事を読んでいる超初心者キラーの貴方も同じ想いをするかもしれない。しかし、たった数回程度で簡単に逃げたサバイバーを捉えられるゲームなら誰も苦労はしない(飽きも早いだろう)。

とにかく、サバイバーを見つけるために発電機を周回する。そしてサバイバーを見つけたら攻撃を加える。攻撃を加えたら加速(ダメージブースト)して逃げるので見失わないように集中する。逃げた方向の足跡やうめき声を頼りに追い込む。

これをひたすら繰り返そう。この基本的な流れを踏襲し続けていくと、必ず「慣れる」。

視界の悪いマップで足跡も分かりにくい。さらにトリッキーな動きをする熟練サバイバーの相手をすると心が折れるかもしれない。しかし、諦めずに練習すればきっと上達する。

音をしっかり聞く

視野が狭いキラーは視覚だけに頼るとサバイバーを見つけにくい。視覚についで重要になってくる音に着目しよう。

  • 足音
  • 呼吸音
  • うめき声
  • ロッカーの開閉音
  • 宝箱を漁る音
  • フックを壊す音
  • 草が揺れる音

dead by daylightの世界では音がかなり重要で、うまく把握できるかどうかで成績が大きく違ってくる。上手いキラーで音を軽視している人はいないだろう。

音が掴めない場合

正直なところ、音に関しては慣れの面もあるが、それ以上に環境が物を言う。数百円のスピーカーやノートPCの内蔵スピーカーを小さい音量で聞きながらプレーするのと、数千円のヘッドフォン(もしくはイヤホン)を付けてそれなりの音量で聞きながらプレーするのとでは、天と地ほども違う。

これは決して大げさではない。もし、音もしっかりと把握しながらプレーしたいなら、一度ヘッドフォン(イヤホン)でプレーしてみると良いだろう。世界が変わるはずだ。

後ろから追いかけているときは「狙いをすます」

サバイバーを発見して、逃げ惑うサバイバーを後ろから追いかけるような展開になる機会が訪れたら、慎重に「狙いすました」一撃を当てよう。

この精度が微妙だと空振りに終わり、相手との距離が広がることになり、結局サバイバーを逃がす原因にも繋がりやすい。

窓や板で逃げようとするときは「失敗覚悟」で攻撃する

サバイバーを背中から追いかけているときは、慎重を期したほうが無難。でも、窓や板でキラーから逃げようとしているサバイバーを攻撃する場合、「失敗覚悟」で攻撃するほうがいい場合も多い。

窓や板で逃げられると追いつきにくいが、サバイバー側ももたつくことがあるので「失敗覚悟」攻撃するとダメージを与えられることがあるからだ。慎重すぎると機を逸してしまい、まんまとそのまま逃げられる確率が上がるので、ダメ元でやってみよう。

この経験を積み重ねていくと「この窓越えのタイミングなら、攻撃すればサバイバーにはダメージを与えられるな」というのも分かってくるので、失敗を恐れずにアタックしていこう。

窓枠や板(パレット)への滑り込みなどはダメ元で攻撃していこう。そうすれば、当たるタイミングを感覚的に身に着けていくことができる。

「板」を必要以上にもらわない

「板(パレット)」を食らうとスタンして視界と行動力が一時的に奪われる上に、目の前に移動を遮る障害物でキラーは足踏みをすることになる。こうなると狙っていたサバイバーに逃げるチャンスを与えてしまう。

せめて板を食らわないように「フェイント」を入れて、スタンだけは回避したい。板を使いそうなサバイバーがいたら、板の前で急停止したり前後左右に小刻みに動いて板の当たらない範囲で板倒しを誘おう。

ほとんどのサバイバーはフェイントに引っかかったり、しびれを切らして板を倒してくれる。

捕まえたサバイバーをフックに吊るした後は少し距離を置く

サバイバーを倒してフックに吊るした後、その獲物を逃したくないからその場に張り付くスタイルのキラーは一定数居る(このプレースタイルを「キャンプ」という)。相手の息の根を止めるのがキラーの仕事なのだから、理屈的には正しい。

しかし、実は少し距離を置いて、フックに吊るされたサバイバーを救出させる「隙」をほかのサバイバー側に与えてあげると、結果的に多くのポイントを獲得できるチャンスだったりする。

なぜなら、1度だけ吊って息の根を止めるよりも、2度、3度吊って息の根を止めたほうが獲得ポイントが増えるからだ。「そんなことをして全員逃してしまったら悔しい」と思うかもしれないが、「隙」を与えるための距離感も悔しい思いをしながら学んでいけばいい。

その場に張り付くキャンプをするキラーはキャンパーと呼ばれるが、けっこう嫌われるプレースタイルでもあるし、獲得ポイントもお互いに旨味がない。少し距離を置いて別のサバイバーに救出させ、再度、追いかけて高確率で吊るせるくらいの感覚を身に着けたほうが効率よくBloodpointを稼げるし、相手にも嫌われにくい。

キャンプしてないのにキャンパーといわれる

キャンプに関してはフェイスキャンプ(吊ったサバイバーとキスするくらい近い位置を陣取る救出できないキャンプ)以外、明確な基準がなく人それぞれなので、自分はキャンプしていないと思っても相手から見るとキャンプしていると思われることがある。また、負け惜しみでキャンパー扱いしている人もいるので、とくに気にしすぎる必要はない。

ちなみに吊ったサバイバーを斬りつける行為を「ケバブ」と呼ぶ。ケバブが何か分からないのなら、近くに住むトルコ人にでも聞くと良いだろう。この「ケバブ」、私はまったく気にならないのだが、多くの人は「煽られている・嫌がらせしている」と感じるらしい。斬りつけても意味が無いどころか悲鳴のせいで「吊ったサバイバーの近くにいますよ」と自らアピールしているのに等しいので、基本的には止めたほうが良い。

フックまで間に合わない場合はサバイバーに脱出される前に降ろす

サバイバーをダウンさせたのもつかの間、近場にフックがなくてサバイバーに脱出されて悔しい思いをすることもある。これも経験を積み重ねていくと「こりゃフック無理だな」と感覚的に分かるようになる。

そうなったら、無理にフックへ運ばずに、運んでいるサバイバーを降ろしてしまおう(Rキーを押すと降ろせる)。フックには吊るせないものの、サバイバーはダウン状態継続中になり、サバイバー側の戦力は削がれたままになるので是非とも有効活用したいところ。

さらにいうと、そのダウンしたサバイバーを回復させるために寄ってくる人も多いので、「釣り餌」として使うことも可能だ。これまた適度な距離感をキープしてサバイバーをおびき寄せると、大チャンスになることも多い。

反対にフックまで間に合わずにサバイバーに脱出されると、サバイバーはダウンから負傷状態に回復するに加えて、キラーにスタン効果が出てしまいメリットは1ミリもないので、必ず感覚をマスターしておこう。

担いでいるサバイバーが抜け出すと、サバイバーを追いかけていた時間、ダウンしたサバイバーを運んでいた時間が無駄。さらにスタン効果が発生し、再度サバイバーをダウンさせて運ぶ手間暇がかかる。

下手すると見失ってしまい、その後の展開が非常に厳しいものになる。

フックどころかサバイバーを担いだ瞬間にライトを食らって逃げられる

フラッシュライト+アドオンはかなり強力なので、短時間で目くらましされるようになる。サバイバーを担いだ瞬間に食らうと、担いだサバイバーが負傷状態で抜け出すので特に厳しい。

Lightborn(ライトボーン)というフラッシュライトの光に強くなるパークを付けることで対抗できるが、初心者のうちは他に優先したいパークがあるはずなので、ロビーでライト持ちが居たら解散するのが良いだろう(我慢してまで付き合う必要はない)。

なお、フラッシュライトはアドオンを付けることで強力になるアイテムなので、ゲーム内でサバイバーが箱を漁って見つけたものは大した脅威にならない(透明時のレイスやハグの魔法陣には有効なものの逆にいえばそれ以外に実用性はあまりない)。

Bloodwebを鍛えてパークを取得していく

パークは能力を高めてくれるもので、あるのとないのとでは無視できない違いになってくる。アドオンなどとは違い消費しない能力強化なので、優先的に取得していきたい。

おすすめのパークは使用するキラーや個人のプレースタイルに寄って違ってくるので、一概にどれが優れていてどれがイマイチとはいえない。しかし、初心者キラーにおすすめしたいだけでなく、実際に上級者も愛用しているパークがある。

それが「Whispers」だ。このパークの何がいいのかというと、有効範囲内に生存者がいる場合、低いうめき声が聞こえるとともに、Whispersのパークアイコンが光る点だ。つまり、その範囲内にサバイバーが潜んでいることを示すので、効率よくサバイバーの索敵範囲を絞ることができる。

とはいえ、Whispersが出るかどうかはランダムなので、うまく取得できなくても気にしないこと。レベルを上げていけばその内出るようになるし、別のパークも使えるものは多いので、とにかく取得を優先してプレーしていけばいい。

キラーにおすすめのパーク

Whispers以外のゲームを有利に進めるのにおすすめできるパークを幾つか挙げていく。shrine(神殿)でティーチャブルパークを取得する際の参考に。レベル3前提。名前は日本語Wikiからのコピペ。

Barbecue & Chili(バーベキュー&チリ)

サバイバーを吊ると専用ポイント(最大4つ)を取得できる。専用ポイントを1つ得るごとに全カテゴリーの取得BPが25%増加し、最大4つを得ると100%増加する。

これだけでも育成やアドオン確保に役立つパークだが、それ以上に吊ったサバイバーから40m以上離れているサバイバーのオーラを4秒間可視化できる効果が強い。通称、BBQ、バベチリ。

いつ弱体化を食らってもおかしくない性能をしているが、賛否両論のキャンプをしなくても戦えるようになるパークなので、見通しは明るいかもしれない。それなりにキラーをプレーする予定なら最優先で確保しておきたい。カニバルの固有パーク。

Brutal Strength(残忍な力)

ナースを除く徒歩キラー勢に必須に近いパーク。倒された板(パレット)を蹴り壊すスピードが高まり、サバイバーに距離を稼がれにくくなる。また、板壊し時の視線を下に送る時間も短縮されるのでサバイバーを見失いにくくなる。トラッパーの固有パーク。

Enduring(我慢)

板を当てられたときや、Decisive Strikeというサバイバーを担いだときに抜け出すパークを発動させられたときのスタン時間を軽減する。先述のBrutal Strengthと組み合わせると板を食らうのを恐れないタフなキラーになれる。ヒルビリーの固有パーク。

A Nurse’s Calling(看護士の呼び声)

28m以内で治療行為を行っていると赤いオーラ表示される。オーラ表示は障害物があっても透けて見えるので、傷ついたサバイバーの索敵能力が格段に高まる。

心音範囲が狭いキラーが持つとA Nurse’s Callingの範囲内でも安全だと思って治療する確率が高まるため、マイケル(シェイプ)やレイスが所持するとより活かせる。また、チェンソーダッシュできるヒルビリーやブリンク(ワープ)できるナースで心音外から一気に強襲し、治療中のサバイバーを感知するといった使い方も強い。ナースの固有パーク。

Hex:Ruin(破滅)

発電機をグッドで修理しても修理ゲージが減少するペナルティ、グレートで修理しても修理ゲージの増加ボーナスが発生しないペナルティを生み出す。この効果はHex:Ruinの呪いがかかった(炎が宿った)トーテムが破壊されるまで継続する。

遅延パークの代表的存在で、サバイバー側は修理速度が遅くなった発電機に取り組むか、呪いがかかったトーテムを探して破壊するかの選択肢に迫られる時点でゲーム展開をスローにできる。ゲーム展開が遅ければ遅いほど、キラーはサバイバーを仕留められる可能性が高くなる。

発電機を高速修理できる高ランク帯で愛用されるが、グレート連発で修理できる本当の意味で上手いサバイバーがいる場合、焼け石に水となる。また、呪いがかかったトーテムありきなので、運が悪いとサバイバーの開始位置付近に湧いてしまい、即破壊されてしまうので安定感にかける。ハグの固有パーク。

Hex:No One Escapes Death(誰も死から逃れられない)

発電機の修理が終わり、ゲートへ通電された時点で通常のトーテムの中からひとつ呪いがかかった(炎が宿った)トーテムに変化する。サバイバーを一撃でダウンさせるのが大きい効果だが、移動速度アップも地味ながら優秀な副効果だといえる。通称ノーワン、NOED。

実力のあるキラーが持つと強いのは当然として、対戦しているサバイバーたちの実力に劣っているキラーが持っていてもゲーム展開をひっくり返せる破壊力を持っている。強烈なパークゆえに「お前が強いのではなくNOEDが強いだけ」とリザルトチャットで言われたり、匿名掲示板で「NOEDを使うキラーは自分の実力が足りないと言っているようなもの」と言われていることもあるが、NOED持ちキラーに苦戦したくない一部が勝手に騒いでいるだけなので気にせず使おう。

また、「マイケル(シェイプ)にNOEDはいらないだろ」といわれることもあるが、必要なときにピンポイントでLv3になれる状況ばかりではないし移動速度アップの恩恵も小さくないので、同じように気にせず付けていい(むしろマイケルにNOEDはないと思うプレイヤーが一定数いるからこそNOEDのワンパンが活きる)。

ちなみに通常のトーテムをすべて破壊されていた場合、呪いがかかったトーテムに変化しようがないので、パーク自体が無効となる。また、呪いがかかったトーテムになっても破壊されたら当然、無効となる。キラー共通のパーク。

マップに少しずつ慣れていく

プレーしていくと勝手に慣れていくものだが、慣れないうちはマップの配置がよく分からずにストレスが溜まるかもしれない。しかし、誰もが通る道なので少しずつ慣れていけばいい。

サバイバーがパレット(板)や窓を上手く使い、翻弄されて悔しい思いをすることもあるかもしれない。しかし、悔しい思いをしたからこそ「このマップのこのポイントで強そうなサバイバーと付き合うのはやめよう」と学べるようになり、少しずつ振り回されにくくなる。

基本的にはキラーが強いのだが、ギミックと構成によってはサバイバーを捕まえられないor捕まえにくい場所(強ポジ)が存在しているので、そういう場所では無理に付き合わない立ち回りが少しずつできるようになると成績は安定するだろう。

建物2階のジェネレーターは起動覚悟で放置する

建物の2階は初心者のうちは放置で構わない。ある程度、マップの全体像を掴めてからで十分だ。

そんなことをしていると、建物2階にあるジェネレーターが簡単に起動されて困ると思うかもしれないが、あえて起動させることで残りのジェネレーターが必然的にそれ以外に絞られるため、巡回しやすいメリットもある。

巡回すべきジェネレーターが絞られてくると、サバイバーを効率的に発見するのに役立つので覚えておこう。

肉フックを破壊されても泣かない

サバイバーの中には、肉フックの破壊に精を出す人もいる。すべて破壊されると地下室の破壊できないフックに吊るすしか無い。

でも、地下室へ運ぶまでに担いだサバイバーに逃げられて涙目…こんなときはどうするべきか。

  • Deerstalker(鹿)
  • Iron Grasp(鉄腕)

といったパークを装備しておけば、たとえすべての肉フックを破壊されても大抵はどうにかなる。

鹿パークはダウンさせたサバイバーの位置が分かるので、吊らなくても失血死を狙いやすい。また、鉄腕パークはサバイバーを担いだときに抜けさせにくくするので、大抵は地下室へ連れていける。

これらのパークを所持していない及び、別のパークを付けたい場合はどうするか。工具箱持ちの人数が2人以上居た場合は部屋を解散するに限る。

キラー側からはサバイバーのアイテムも開始前に把握できるので、その仕様をうまく利用しよう。

出口前待機されたら一撃を食らわす

あと一歩進めば脱出できるのに、その直前で待機するサバイバーは多い。さっさと出ればいいのにと思うかもしれないが、サバイバー側にはサバイバー側なりの出たくない理由がある。

  • NOED(一撃ダウン)の確認
  • キラーの意識を引きつけて残った人のための時間稼ぎ
  • 少しでも攻撃してもらってポイントを稼ぎたい
  • デイリーリチュアルズ(チェイス時間)のため
  • キングのBPパークのトークン獲得目的
  • 煽り(屈伸込みでキラーが殴る直前に脱出する)

一番最後は論外だが、ほかの理由はそれなりに納得できる。面倒くさいかもしれないが、それなりの理由がある以上はなかなか出ないことも多いので、変に意地にならずに攻撃して追い払おう(そのほうが結果的にスムーズに進行する)。

最近では各キラー毎の攻撃を当てるデイリーリチュアルズの獲得BP量が大幅に増加したため、出口前待機のサバイバーの存在はキラー側にとっても美味しかったりするので尚更だといえる(出口前待機に感謝するキラーも少なくない)。

脱初心者・中級者へステップしたい人向けのコツ

ここからは脱初心者を目指し、中級者(ランク1桁)を目標にしたい人向け。初めて間もない時に欲張ると空回りするのでおすすめできないが、慣れてきたら挑戦してみよう。

マウス左クリック長押しのタメ攻撃をうまく使う

マウスを左クリックすると攻撃アクションが可能だが、長押しすることで溜め攻撃が可能だ。攻撃アクションがワンテンポ遅れるものの、範囲が伸びる攻撃が可能。

例えば、サバイバーにパレット(板)を倒されそうなときに、通常攻撃では届かない距離だったとしても、溜め攻撃なら当てることができる場合がある。

普通の攻撃と溜め攻撃をうまく使い分けられれば、今までよりもサバイバーにとって脅威の存在と化すだろう。

背後から追いかけるのではなく進行方向を予測し先回りする

サバイバーを後ろから追いかけているだけではなく、進行方向を予測して先回りするようにショートカットすると手早く仕留めることができる。

サバイバーが直線的に逃げていても、いつかは障害物や壁のせいで進行方向を限定されるシーンがある。そういったシーンを予測して直線的ではなく、少々斜めに移動しながら追い込めるとその後の展開が楽になる。

障害物で視線が切れたときは注意

内へ内へとショートカットしながら追いかけると時間短縮になるが、入り組んだ場所へサバイバーが逃げ込んだときは注意が必要だ。なぜなら、サバイバーの出て来る場所を予測して先回りするキラーの心情を逆手に取って撒こうとするプレイヤーは多いからだ。

とくに後方確認しながら逃げているサバイバーはそれなりの立ち回りをするので、単純に先回りだけで終わらないようにしよう。

上手いサバイバーを仕留めるのに固執しない

上手いサバイバーは本当に脅威だ。障害物やパレット(板)を巧みに利用して、キラーを翻弄するスキルに長けている。

そんな上手いサバイバーと対峙していると、少し追いかけただけで手強そうだと気づくはずだ。追いかけっこに付き合ってみるのも勉強になるが、あえてスルーするのも戦術のひとつ。

獲物はほかにもいるので、無理に付き合わずに別のサバイバーを狙うのも手。別のサバイバーを吊ることができれば、上手いサバイバーも吊られたサバイバーを救出する段階で隙ができることもある。

上手い人のペースに付き合うのではなく、キラー側がペースを作るつもりで立ち回ると、残念な結果にはなりにくい。

担いでるときこそ要警戒

サバイバーをダウンさせて担いでフックまでの道中、急いで吊るそうとフックばかりに意識がいくことはないだろうか。このときこそ警戒心を最大にしておくと良い。

  • キラーの真後ろにピッタリ付いてくるサバイバーがいる
  • パレット(板)の影に隠れてスタンで救出を狙っている
  • ライトや爆竹で救出を試みたり邪魔しようとする
  • 目の前でしゃがんで前へ進ませないようにする

といった立ち回りをしてくるサバイバーは少なくない。

邪魔をしているサバイバーを追い払おうと攻撃すると、担いでいるサバイバーのもがきゲージが溜まるので、熱くならないで冷静に対処しよう。

ときには担いでいるサバイバーを降ろして、邪魔しているサバイバーを追いかけるのも有効な方法。降ろしたサバイバーを回復されない範囲で追いかけたり駆け引きが重要になるが、出し抜かれないように立ち回れるようになろう。

アドオンを理解して使いこなす

キラーはアイテムを使えないため、Bloodwebでアドオンを手に入れやすい。育成しているあいだにたくさんのアドオンが手に入る。

しかし、消耗品であることから、ぜんぜん使わないで貯め込んでいる人も中にはいるものだ。気持ちは分かるが、アドオンを追加するだけでパーク以上の強化になることも少なくない。

たとえば、トラッパーなら罠設置時間の短縮や、罠を2つ持てるアドオンを付けるだけで罠の使い勝手が格段に上がる。

マイケルなら、Lv2時の心音範囲縮小辺りを使うと、もともと狭い心音範囲がさらに狭くなるのでサバイバーを楽に捉えることができるようになる。

今紹介したアドオンはそれぞれ、コモンやアンコモンといった低レアリティのもので入手しやすいのに使い勝手の良いアドオンなので、勿体ないと思わずに試してもらいたい。

もちろん、毎ゲームごとにアドオンを使い続けるとすぐに枯渇するのは目に見えている。

  • プレーした日に1回だけはアドオンを盛った状態で遊ぶ
  • 平日はアドオンなしで遊んで休日にアドオンありで遊ぶ
  • ポイント2倍期間に集中的にアドオンをぶち込んで稼ぐ

という縛りを設けたりして楽しむと良いだろう。

板ぐるに付き合わない

板(パレット)とオブジェクトの周りを利用した通称「板ぐる」に付き合うと、時間をロスすることが多い。いわゆる「強ポジ」。

もちろん、キラーのほうが足が速いので追い続けると攻撃を当てることは可能だ。しかし、板(パレット)があるオブジェクトをぐるぐる回っていると、追いつきそうなタイミングで板を倒されて更に時間を稼がれる。

特に複数の板が近くに点在しているようなマップだと、負の連鎖で相当な時間を要しかねないのでムキになって追いかけないようにしよう。

とはいえ、むずかしいことは考えず初心者のうちはサバイバーを発見次第、とりあえず追いかけても構わない。いろいろなサバイバーを追っている内に「板ぐる」がどういうものか体感できるはずなので、そのときになって「確かに苦労するから別の獲物を狙ったほうが良さそうだな」と経験を積むといい。

実況者の立ち回りをチェックする

YouTube辺りをチェックすると、dead by daylightを実況している人が何人も見つかる。

  • キラーでプレーしている人の立ち回り
  • サバイバーでプレーしている人の立ち回り

この辺りをチェックしておくと良いだろう。

「キラーは分かるが、どうしてサバイバー?」と思うかもしれない。実はサバイバーの動きを見ておくことで勉強になることが多いからだ。

  • 発電機の修理失敗後にどこに隠れているのか?
  • 味方のサバイバーが吊られたときの行動はどういうものか
  • 壁や障害物で死角を作ったときの立ち回りはどんなものか

などなど、サバイバーの動きを理解することは、キラーでプレーする側としても参考になるものだ。何よりもキラーよりもサバイバーで遊んでいるプレイヤーの絶対数が多いので、実況者もサバイバーのほうが多いという意味でもチェックしておくのをおすすめしたい。

守る発電機を絞る

サバイバーは発電機を5つ点けなければならないが、点いていない発電機の距離が近くになるように守ると後半に有利になる。

最後の1つは動いていない発電機の3つのうちから点けなければならないが、残り3つの発電機の場所が偏っていると巡回が楽になるしサバイバー側は辛くなる。

ピンとこないなら、ゲートの通電を思い出してほしい。2つのゲートの距離が離れていればいるほど最後の追い込みがし辛いし、逆に近ければ近いほど楽な展開に持ち込みやすいはずだ。

ゲート位置の調整は無理だが、残す発電機はキラー側の動き次第でそれなりにコントロールが可能なので、慣れてきたらやってみると良いだろう。

まとめ

dead by daylightの新米キラーで結果を出せていない人は、今回挙げた考え方やコツを身に着けていけば、今までより楽なゲーム展開に持ち込むことができるようになる。

最初は吊った相手を確実に倒すのもいいが、「あえて逃して泳がせる」余裕を身につけられるようになると、キラー・サバイバーともにBloodpointがおいしく、相手に感謝されることも多いので、ぜひその域まで練習していってもらいたい。

ちなみに、わざと吊った相手を逃がすように距離を置く立ち回りをして、相手の息の根を止めず全員脱出するようなプレースタイルを実行すると以下のようにチャットで感謝されることがある。

  • このゲームはベストだ
  • まるで映画のような展開だった
  • ありがとうキラー、あなたこそヒーローだ

コツとしては最後まで恐怖を与える存在でありながらも、決して昇天させない立ち回り方。以下の動画が参考になるだろう。

最後に余談。大物を含めていろいろなdead by daylight実況者の動画・ライブを見てきたが、先ほど紹介した彼女のアップする動画が一番見応えがあってイチオシだ。

大物にありがちな加工された不自然な楽しさではなく、dead by daylightと彼女の良さがうまく引き出された自然な楽しさが魅力的。たくさんアップされているので、良かったらチェックしてもらいたい。

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